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「割れた」を「割った」に、「こぼれた」から「こぼした」に

2015.11.18

 

「こぼすって、危ないって言ったでしょう?

 

 言わんこっちゃない!」

 

 

頭ではわかっているけれど

 

 

お味噌汁、こぼせばそりゃ~・・・・大声も出すよ。。

 

 

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子どもに手伝いをしなさいと言いながら

 

失敗してしまったときに声を荒げてしまうこと。

 

 

はぁ、やってしまった。。。。

 

 

反省していた  断捨離トレーナー こばやしりえ です。

 

 

 

 

子どもに「手伝い」をさせておきながら

 

その時の失敗、怒ってしまう、そんな経験。

 

きっと立派なお母さんでも一度や二度はありますよね?

 

私は立派?!ではないので

 

あぁ、年中です。

 

昨日の夜も悪いのは私です。

 

お味噌汁をお椀にわけると

 

ギリギリのところまで入れるとお鍋が空っぽに。

 

 

いれちゃうわけです、はい。。。

 

 

 

こういう時に限って 普段は手伝いを頼んでも聞いてもいない息子。

 

 

「ボクが運ぶ~~~」

 

「熱いし、なみなみについでしまったから、私が持っていくから大丈夫」

 

「大丈夫!大丈夫!・・・・あ”---っつい!!!」

 

 

こぼすわけです、手が熱いと騒ぐわけです。

 

 

(ほら言わんこっちゃない!!!)

 

 

 

 ヽ(`Д´)ノプンプン

 

 

「●×※◆◎×◆※§×・・・・・」(怒りのため、言葉の表現不能 そしてネチネチ)

 

 

でもとっさに「あっ!」と気づき

 

熱いという手を見て、やけどはないと確認。

 

こぼしたことを非難するのではなく 怪我にならなかったことを安堵だなと。

 

 

まだまだ私、瞬間湯沸かし器。。。(;’∀’)

 

 

 

こんな経験をした翌日。

 

やましたひでこ断捨離メルマガの執筆陣の一人。

 

私が大好きな千場ひろこさんからのメール。

 

昨日は断活へ向かう車内でこれを読み、

 

涙してしまいました。

 

 

以下、お母さん、そして最近イラだちがちの奥様にも 読んでいただけたらと。

 

 

 

※やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」 11月17日号より※

 

FROM 千場ひろこ

 

みなさん、

ごきげんさまです。

「暮らしの哲学」研究会の

千場ひろこです。

 

断捨離は「捨てる」話しが

メインになりがちですが。

 

今回は「宝物」の話し。

 

千場にとっての宝物。

それは、小さな骨董品や

作家ものの器。

 

中でも画家の佐藤勝彦さんの

仏さまの絵が描いてある

ぐい飲みはとても大好きで。

 

たまに使っては

かわいいなあ、かわいいなあ

と愛でていました。

 

子供たちも

「ののさま(=仏さま)、ののさま」

と言って呼ぶ、人気の器です。

 

そんな私の宝物が…

今週、割れてしまいました。。。

 

3歳の娘が、

「絶対開けないで」

と日頃言っている

サイドボードから

勝手に出して落として

しまったんです。

 

「ガシャーン」

 

という音がしたので

居間に飛んでいくと

床に無惨なぐい飲みの姿が…

 

「あがっっっ!!!!」

 

と、声にならない声が

思わず出ました。

 

娘がたどたどしく

「割れちゃったの…」

 

と言うのですが、ショックで

頭に血が上っている私。

 

「なんで開けたの!」

 

「いや、割れちゃったんじゃないの。

ゆっこ(娘の名)が割ったんだよ」

 

と本気で怒りました。

 

娘は呆然としています。

 

そのあと、じわじわと

涙が出てきました。

ひっくひっく言っています。

 

しかし、本気で怒りつつも、

どこかで冷めたところもあって…

 

「あ、これはいい機会。

モノを大切にすることや

責任の所在をはっきりすることを

学んでもらおう」

 

なんていう、

計算高い母親の

自分もいました。

 

―――

 

「割った」を

「割れた」に言い換えさせる。

これにはきっかけがあります。

 

昔、向田邦子の

『男どき女どき』というエッセイで、

このようなエピソードを読み

印象に残っていました。

 

―――以下、引用―――

 

小学6年のとき、父に買ってもらった

ガラス製の筆立てを落として割ってしまった。

「買ってやった筆立てはどうした」。

 

失くなっているのに気づいた父が、たずねた。

「壊れました」。軽い気持ちで答えると、

急に語気を強め、「もう一度いってみろ」。

 

あっ怒られるな、と一瞬思った。

でも、もう一度オズオズといった。「壊れました」。

 

すると、いきなり平手で頬を張り飛ばされて、

私はあお向けに畳の上に転倒した。

 

(中略)

 

「そんなのは、壊したというんだ。

壊れたというのとはぜんぜん違うんだ」。

 

そして紙に鉛筆で、「壊れた」「壊した」と書き、

私の顔につきつけると、「どうだ、違うだろ、

ハッキリしろ、これからも、ずっと、そうしろ」

と命令した。父が立ち去ったあと、

私はくやしくて嗚咽が止まらなかった。

正直いってなんとひどい親だろうと恨みもした。

 

明治生まれの父は、格別の教養もなく、

保険会社の支店長までつとめたありふれた

日本男児である。血圧が高く、趣味みたいに

怒っていた。長女の私は、父の怒りを

もろにかぶっていた。

 

その父も10年前に亡くなったが、

今思うと、けっして子どもに媚びず、

手かげんしなかった生き方は立派ではないか。

おかげで、自分で考え行動する習慣がついたし、

そういう意味では感謝している。

 

―――以上、引用終了―――

 

まあ、私は当然、

そんな立派な親ではないし、

そこまで厳しく躾けては

いないのですが。

 

しかし子どもは立派です。

 

その日の夜、寝る前。

 

いつものように灯りを

ロウソクの火だけにして、

 

「今日もがんばったね。

また明日ね。おやすみなさい」

 

と抱っこしたのですが、

その時、娘は自分から言いました。

 

「お母さんの大切なののさま、

割っちゃってごめんなさい」

 

と。

 

催促しないのに

はっきり言いました。

 

そんな言葉が来るとは

思わなかったので、

うれしくて

「ありがとう、ありがとう」

と言って抱っこしました。

 

それを私がとても

大切にしていたこと。

悪気がなくても、

やったのは自分に違いないこと。

 

小さいながらも

理解したようです。

 

―――

 

今回の場合、ちょっと感情的に

怒ってしまったけれど。

 

普段から、

 

「割れた」を「割った」に、

「壊れた」を「壊した」に、

「こぼれた」を「こぼした」に、

 

言い換えていくこと。

 

そんなささやかなことが

自分軸を小さい頃から鍛えていく

いい機会になるかもしれません。

 

…なんて言ってる、

大人の自分にだって

必要な心がけなんですけどね ^_^;

 

 

引用ここまで

 

 

 

 

もうね、まさしく前日の私だ・・・

車内でハンカチで目頭を。

 

 

「こぼれた」 ⇒ 「こぼした」 へ。

 

幼少期のように、なんでも無条件に素直に認める時代は過ぎ

 

何でも「自分は悪くない」的反応を見せ始めた我が子。

 

もちろん、それは成長の一つなんですけれども。

 

そんな息子の変化に気づきつつ

 

時には目をつぶり、 「これは見逃せん!」という時にはきつく。

 

頭でわかっていても、そうはうまく・・・いかないもので。

 

 

 

朝からドカン!ときた千場さんのエピソードなのでした。

 

 

これって、子どもだけではなさそう。 

 

子は親の鏡。 

 

そうなのです・・・素直じゃない、私もこれまた・・・いるんだなぁ・・・・。

 

 イタタタタ・・・(>_<)

 

 

 

 

 

 

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