この夏。

私にとって大きな断捨離をしました。

それはお雛様。

 

断捨離候補にさえ上がらなかったお雛様。

 

 

 

転居してみて・・・行き場を失ってしまったお雛様。

 

引越し業者さんにあっちに、こっちにと移動されて

無造作に積み上げられた箱たちは

大切な扱いとは・・言えない。

この他にひな壇もあり

 

 

 

私には　大きさ　といい　存在　といい大物。

このお雛様の歴史。

私の初節句に母方祖父母が贈ってくれたモノ。

若かりし亡き父、祖父母、そして母と共に撮影した写真もあります。

私が産まれた当時はアパート住まいで

「これを出したらどこに寝るの？」

というほどに大きかったことは幼いながらも記憶にあります。

ずっと実家にあったお雛様。

結婚して、戸建のお家に引っ越す時

私が引き取りました。

戸建、そして自宅を断捨離しての転居先も戸建。

収納はできていたけれど

毎年飾ることはなく・・・

数年に一度。

後ろめたかった、そんな気持ちもわかっていました。

「おじいちゃん、おばあちゃんが買ってくれたのに。」

これだけの大きさ、量のお雛様を出して、飾って。

お手入れして、梱包して仕舞う、それが・・・・

「面倒くさい」

「手間がかかって大変、一苦労」

面倒くさい・・・？！　おじいちゃん、おばあちゃんに失礼極まりない！！！

思いをぐっとねじ伏せて

「忙しいから」

「時間ないから」

「今年は無理だけど、来年は出すから！」

言い訳をしながら仕舞い込みました。

実家から救済したものの、同じ有様。

この度引越ししてみて

20平米ほど広くなったマンション。

広くなったということは

断捨離してダウンサイジングしているわけだから

モノはすべて入る・・・はず。

 

楽勝な・・・はず。

が！！！

あれれ。。。。

戸建とマンションでは収納がまったく違うのです・・・

面積・容量は大きくなっても

モノを収納するスペースはグーンと縮小。

つまり

活動スペースは拡大したけれど

使用頻度の低い、ましてや　

一年に一度のような　非日常のモノを置くスペースが

極端に減少してしまったのです・・・・・

で・・・・

写真のように業者さんが運んでくれて

積み上げられてしまった。そんな扱いになってしまった・・・。

　　　　　　

 

 

開けてみれば

幼心が蘇る。

文化財みたいだな・・・(笑)

上半期、私の大断捨離。

向かうべし、今がその時。

そう確信したのでした。

 

 

長くなりましたので続きます。

女の子、女性ならきっと悩む　お雛様の断捨離。

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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